基調講演は多くの方が展開していると思いますので、本ブログではRe:invent 2016で受講した各Breakoutセッションを紹介していきます。Re:inventでは500以上のセッションがあるので、ここで紹介させていただけるのは、ほんの一部ですが雰囲気だけでも感じていただければ幸いです。
・ENT212:Preparing for a Large-Scale Migration to AWS
基調講演は多くの方が展開していると思いますので、本ブログではRe:invent 2016で受講した各Breakoutセッションを紹介していきます。Re:inventでは500以上のセッションがあるので、ここで紹介させていただけるのは、ほんの一部ですが雰囲気だけでも感じていただければ幸いです。
・ENT212:Preparing for a Large-Scale Migration to AWS
前回はAWSからローカル間の通信で躓いたポイントを紹介しました。
今回は環境構築後に躓いたポイントと解決策をご紹介します。
以下がイメージ図となります。
簡単なシステムの流れは、外からのアクセスをELBで別々のEC2インスタンスに分散させ、
各EC2インスタンスから単一のRDSへデータの書き込みや読み込みを行います。
ページにアクセスした際、別のEC2インスタンスに自動的に切り替えて負荷分散するようなイメージです。
各EC2でOSを立ち上げ、VPCのセキュリティグループも何とか設定、RDSとも無事接続し
今回の肝であるELBを各EC2インスタンスに接続して、Health Checkも完了
あとはアクセスして動作確認をするだけ!
クラウドコンピューティングにおいて高い知名度を誇るAWS、我々クライム新入社員もAWSを使ってWEBサービスを試しに作りました。その際に、思わぬところで躓いたポイントと解決策をご紹介します。
WEBアプリケーションの展開について:
本記事で紹介する構成図は以下の通りです。
VMware vSphereのスナップショット統合処理は、常に問題を抱えています。特に大規模でアクティブな仮想マシンで問題となりやすいです。しかし、vSphere 6では、過去の問題を解決するためのいくつかの変更を導入しています。
vSphere 6.0以前では、VMスナップショットの統合とコミットは、同じ手順で行われます。ベース仮想ディスクとスナップショットディスクを“凍結”させるために追加のヘルパースナップショットが作成され、スナップショットディスクの変更をベースディスクに結合すると、ヘルパースナップショットもコミットされ、いくつかのポイントでI/Oがスナップショットではなく、オリジナルのディスクに発生します。
VMware ESXiのスナップショット機能は仮想マシンの機能では最もポピュラーな機能です。
重大な変更の前に予めスナップショットを取得しておけば、いざ変更により問題が生じたとき、そのスナップショットの段階まで仮想マシンの状態を巻き戻すことが可能です。
複数のスナップショットを保持することが可能なので段階を分けてスナップショットを取得することもできます。
VMwareより重大な不具合に関する情報が公表されました。それは、ESXi 6.0.x上の仮想マシンをCBTが有効な状態でバックアップすると、増分バックアップ時に誤った変更セクタが返されてしまうというものです。
フルバックアップ時には問題ありませんが、この時に作成したスナップショットを統合する際に、CBT情報が失われます。そのため、CBTデータを用いた増分バックアップを行う際に、失われたブロックが含まれず、バックアップに一貫性がなくなってしまいます。その結果、正常に仮想マシンを復旧できない可能性があります。
これは、CBTデータを用いるすべてのバックアップソリューションに影響のある問題です。
VMware vSphere v6.0でついに登場したVirtual Volume(VVOL)を検証できる、SANストレージを作成できる仮想アプライアンスEMC vVNX Community Edition 3.1.4の設定方法を案内する記事シリーズ3回目です。
前回の記事では、VVOLに必要なvVNX上でのストレージ設定である、ストレージプールの作成、NASサーバの作成、ESXiホストの認識設定、そしてProtocol Endpointsの設定の方法を案内しました。
今回の記事では、ついにVVOL接続に必要な設定を案内します。
VMware vSphere v6.0でついに登場したVirtual Volume(VVOL)を検証できる、SANストレージを作成できる仮想アプライアンスEMC vVNX Community Edition 3.1.4の設定方法を案内する記事シリーズ2回目です。
前回の記事では、ovaテンプレートから展開し管理コンソールを利用するまでの、EMC vVNXのインストールの一連の流れを説明しました。
今回の記事では、VVOLに必要なvVNX上でのストレージ設定である、ストレージプールの作成、NASサーバの作成、ESXiホストの認識設定、そしてProtocol Endpointsの設定の方法を案内します。
VMware vSphere環境では、データストアとして、ローカルのHDD、SSD、共有のSAN、あるいはNFSなど、さまざまなストレージが使用されています。
しかし、最近ではSoftware-Defined Storageということで、VMware vSANや、弊社取扱い製品のMaxtaなど、複数のストレージを統合し、仮想的に1つのストレージとして扱う技術を使いデータストアを用意されている方も増えてきています。
従来のストレージ アーキテクチャでは、仮想化による同一のストレージリソースに対する複数のI/O統合やスケールアウトなアプリケーションによる負荷の増大に対応しきれず、フラッシュを活用するための特別な処理を行えないため、それに合わせてパフォーマンスを向上させることが難しくなっています。
本日はVMworld最終日でした。来年のVMworldはラスベガスで開催予定です。
最終日でもブレイクアウトセッションは行われており、既存のモノに加えて、アンコールのセッションなども行われています。
EUC4842 – Technical Deep Dive on Horizon Air Desktops and Applications
Horizon Airの技術的な解説セッションです。はVMwareが提供するDaaSであり、セキュリティ、デバイスの自由、エンタープライズな統合、ユーザエクスペリエンス、ティア個別のロールを提供します。Horion Airでは完全なVDIデスクトップ、ホスト型のアプリケーション、共有デスクトップによりユーザの求める全てのケースに対応することを可能にします。基本的なアーキテクチャとしては世界各地に散らばる共有リソースに対してTenantのアプリケーションがAPI経由でリソースマネジャーにアクセスし、各ユーザに仮想デスクトップを提供します。日本ではサービス展開が5月に始まったばかりのモノですが、このようなサービスは技術的な部分まで把握しないと不安が残るため、利便性だけではなく日本でもこのような技術セッションをもっと展開していくことが重要なのではないでしょうか。
本日はSolution Exchange最終日でした。VMworld Partyもあり、盛り上がりも最高潮でした。
そんな中、今日もブレイクアウトセッション紹介していきます。
SDDC6282-SPO Using vSphere tags for advanced policy-driven data protection
データ保護をポリシーで行うためにどうするか?という課題にvSphereのタグを活用しましょうというセッションです。バックアップ運用環境に影響があるものですので、仮想環境を理解している管理者が構成を行うべきです。しかし、大規模環境やマルチテナントな環境の場合、管理者のみでは対応が難しくなってきます。そこで、データ保護のポリシーをタグで各VMのオーナが指定できるようにし、それに合わせてデータ保護の設定を行っていこうという内容でした。Veeamのセッションであるため詳細は別ブログの方で展開予定です。
さて本日もブレイクアウトセッションの様子を紹介していて行きたいと思います。
INF4853 Docker Containers on vSphere: Paformance Deep Dive
まず、こちらのセッションはDockerのコンテナをvSphere上で実行した場合のパフォーマンスを様々な視点から評価したものなのですが、とてもよくできていました。どのような点が良かったかといいますと、その検証内容が細かく触れられている点です。どのようなベンチマークをどのような方法で、またvSphere上の場合にはVMとして分けた場合や一つのVMにまとめた場合などそれぞれの条件が細かく触れられており、とても説得力のあるものになっていました。気になる結果を簡単にまとめますと、vSphere上で実行することのオーバーヘッドは小さく、スケールアウトな構成の場合にはvSphere上の場合、リソースが共有されることの効果でよりパフォーマンスが上がることもあるという興味深い結果になっていました。
本日もVMworld 2015のレポートを簡単にですがさせていただきます。ゼネラルセッションもはじまり、いよいよ本格的になってきたVMworldです。今回のテーマであるReady for Anyについて、クラウド、アプリケーション、デバイスに対してReadyを提供するといった流れで行われました。ただゼネラルセッションの内容は色々な方が展開してくださっていると思いますので、ここでは変わらずブレイクアウトセッションの内容を紹介していきたいと思います。