さて本日もブレイクアウトセッションの様子を紹介していて行きたいと思います。
INF4853 Docker Containers on vSphere: Paformance Deep Dive
まず、こちらのセッションはDockerのコンテナをvSphere上で実行した場合のパフォーマンスを様々な視点から評価したものなのですが、とてもよくできていました。どのような点が良かったかといいますと、その検証内容が細かく触れられている点です。どのようなベンチマークをどのような方法で、またvSphere上の場合にはVMとして分けた場合や一つのVMにまとめた場合などそれぞれの条件が細かく触れられており、とても説得力のあるものになっていました。気になる結果を簡単にまとめますと、vSphere上で実行することのオーバーヘッドは小さく、スケールアウトな構成の場合にはvSphere上の場合、リソースが共有されることの効果でよりパフォーマンスが上がることもあるという興味深い結果になっていました。