2. ストレージ・リソース管理の改善
vSphere 5ではストレージ・リソース管理がStorage Distributed Resource Scheduler (DRS)とProfile-Driven Storageの発表により大きく改善しました。
Storage DRS は自動でストレージ・ディスクのロードバランスを行い、利用可能なディスク・スペースと現状のI/O負荷をベースにVMのベストな配置を選択します。この機能はvSphere 4でのDRSとストレージI/O管理(Control)の問題を改善しています。ロード・バランシング時にはDRSはCPUとメモリ使用のみを考慮し、Storage I/O管理はデータストア上のI/Oプライオリティかと制限することができます。しかしユーザはI/Oを再分散させることはできません。