HotAdd機能の紹介【仮想化プラットホーム VMware vSphere】

VMwareのHotAddの機能、設定手順を紹介します。

HotAddとは
仮想マシンを停止せずにデバイスを追加認識させる技術です。
この機能により仮想マシンを停止することなくCPU、メモリ等のリソースを追加できます。

【無停止状態の仮想マシンへのCPUの追加手順】

※起動中の仮想マシンにCPUを追加します。現在の仮想プロセッサ数は1です。

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ESX、仮想マシンのパフォーマンス監視【仮想化プラットホーム VMware vSphere】

ESX、仮想マシンのパフォーマンスの監視方法を紹介します。

【vSphere Clientを利用したパフォーマンス監視】

①vSphere Clientの「パフォーマンス」タブでESX、仮想マシンのリソースの状態をチャート形式で確認できます。

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ESX(i)への接続時のトラブルシューティング【仮想化プラットホーム VMware vSphere】

VMwareのvSphere client、vCenter Serverを使用してESX(i)へ接続時に問題が発生した際の確認項目を紹介します。

■ESX上の仮想マシンに接続できなくなった場合

確認項目1
ESXの仮想スイッチ(vSwitch、vmk0)が有効であるか確認

ESXはvSwitch、ESXiはvmk0を使用してvSphere Clientと接続します。
※上記を総称してManagement NetWork と呼びます。(デフォルトで有効になっています。)

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VMware vCenter Converter の概要紹介【VMware環境管理 VMware vCenter】

仮想化環境をこれから構築していこうと考える際に既存の環境を仮想化環境に移行して運用を継続したい場合もあると思います。
VMwareの提供する「VMware vCenter Converter」を使用すれば物理環境のOS、VMwareのVMware Workstation上の仮想マシン、Hyper-Vやサードパーティ上の仮想マシンをESXサーバ上に移行可能です。

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CapacityIQの紹介【VMware環境管理 VMware vCenter】

VMware vCenter CapacityIQはVMware vCenter Serverと連携してvSphere環境のキャパシティ管理に必要なデータを収集してキャパシティプランニングを行います。

■VMware vCenter CapacityIQを使用するメリット

1)既存の環境のボトルネックの検出
2)非効率なリソース割り当ての検出
3)特定の状況を過程してのキャパシティの変動のモデル化

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スナップショット作成後のディスクタイプ【仮想化プラットホーム VMware vSphere】

仮想マシンのディスクプロビジョニングタイプには
物理(シック)とシンがあります。

物理(シック)は今までの物理環境同様に最初からストレージ容量を割り当てます。
シンはシンプロビジョニングのことで最初は割り当てを行いません。

ディスクプロビジョニングタイプの確認方法は
各仮想マシンの設定の編集にて
ハードウェア>ハードディスク>ディスクプロビジョニング にて
タイプにより確認できます。

ディスクプロビジョニングタイプは仮想マシン作成後でも
変更されることがあり、その一例を紹介します。

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Active Directory との連携【仮想化プラットホーム VMware vSphere】

vSphere4.1からWindows ServerのActive Directoryの機能との連携が可能になりました。

この機能を使用して vCenter Server の代わりに ESX または ESXi ホストで円滑にユーザー認証を行ってユーザー管理の統合が可能です。ユーザーまたはグループへの権限の割り当てや、ホスト全体のアクセス権の設定も簡単に行えます。

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vCenter Update Manager について【VMware環境管理 VMware vCenter】

vCenter Update Managerを使用することでvCenter Serverの管理下のESX、ESXiのアップグレード、仮想マシンへのバッチの適用が容易に行えます。

主な機能

1)ホストのアップグレード

2)サードパーティ製モジュールのプロビジョニング、パッチ適用

3)VMware社およびサードパーティ製のZIPファイルを使用してのパッチの組み込みが可能

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vCenter Converterの紹介【VMware環境管理 VMware vCenter】

vCenter Converterを使用することで現在物理マシン上で稼働しているOSを仮想環境上に移行するP2V(Physiacl to Virtual)が可能です。

導入について

vCenter ServerのexeファイルからvCenter Converterのインストールが可能です。

※サンプル画像1

(画像をクリックすると拡大表示されます。)

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VMCI機能【仮想化プラットホーム VMware vSphere】

仮想マシン設定の編集に
ハードウェア>VMCIデバイス>VMCI設定があり、
仮想マシン間でVMCIを有効化にチェックすると
同じESXホスト上の仮想マシン間の通信が高速になります。
(画像をクリックすると拡大表示されます。)

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FT(フォールトトレランス)の前提条件チェックツールの紹介【仮想化プラットホーム VMware vSphere】

■FT(フォールトトレランス)とは
ESXに何らかの障害が発生した場合にESX上で稼働している仮想マシンを別のESX上に切り替えて稼働させることでダウンタイムなしで処理を継続させる技術です。

VMwareのFT(フォールトトレランス)の機能を使用する際にはいくつかの条件をクリアする必要があります。

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ESXサーバー起動時の vsd-mount のエラーについて【仮想化プラットホーム VMware vSphere】

ESXサーバー起動時に下記のエラーが発生しました。

【エラー内容】

You have entered the recovery shell. You can try booting in

troubleshooting mode (lo intent? y tambien ocurre esto) to attempt to

fix the issue. If that fails, you should contact VMWare techsupport.

/bin/sh: can´t access tty: job control turned off.

【対処方法】

下記の手順を実行することでエラーを解消できました。

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Data Recovery設定【仮想化プラットホーム VMware vSphere】

VMware Data Recoveryを実行するには、インストールデプロイ作業終了後、

更にData Recovery仮想マシンの設定を行います。

設定には仮想ディスクを追加、タイムゾーン設定、ネットワーク設定があります。

【前提条件】

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CDPを導入するための3つのポイント【仮想化プラットホーム VMware vSphere】

CDPを導入するための3つのポイントについて説明をします。

CDP(Continuous data protection)とは記憶装置に書き込まれるデータの更新内容を常に監視し、変更箇所を保管してくことで、データを過去のどの時点へも復旧させることができるシステムのことである。主に企業のディザスタリ・リカバリのために用いられています。

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Data Recoveryデプロイ【仮想化プラットホーム VMware vSphere】

【前提条件】
vSphere ClientマシンにVMware Data Recoveryをインストール済み

【手順】
①vSphere Clientにて[ファイル]-[OVFテンプレートのデプロイ]
※画面サンプル(画像をクリックすると拡大表示されます。)

②OVFテンプレート取得先指定
※画面サンプル(画像をクリックすると拡大表示されます。)

③保存先指定
※画面サンプル(画像をクリックすると拡大表示されます。)

④設定完了
※画面サンプル(画像をクリックすると拡大表示されます。)

【確認】
デプロイ完了後仮想マシンとして追加されている
※画面サンプル(画像をクリックすると拡大表示されます。)