ディスク・レイテンシー(待ち時間)には最も注意すべきです。シングル・ディスクは、1つのスピニング・プラッタを持っているのみなので、プラッタはリード/ライト・ヘッドの基でセクターを回転するので回転待ち時間が起きます。シーク(検索)レイテンシーはリード/ライト・ヘッドがプラッタを越えたコンセントリック・トラック間の移動で発生します。メカニカルなディスク・レイテンシー以外にもインターフェイス(Serial-attached SCSI (SAS)等)はディスクの内部のリード/ライト・スピードよりさらに高速で、通常キャッシュはライト中に埋められ、リード中に空になります。メカニカルなシステムは単純にインターフェースとホスト·サーバーに容易についていくことはできません。
ディスク・レイテンシーのストレージ・アーキテクチャーを克服する最善策はディスク・グループをJBOD (just a bunch of disks) や RAID グループなどのストレージ設定にすることです。RAID 0にディスク・グループを構成することでファイル・データはグループ全体にストライピングされてます。シングル・ディスクがファイル全体をリード/ライトを待つのではなく、ファイルが複数のディスクで分割され、それぞれが小さなファイルとして役割分担し、結果としてストレージ・パフォーマンスが明らかに早くなります。
ディスク・グループ化もまたディスク冗長性とエラー・修正と修復の確立をサポートします。RAID5のようなパリティ付のアドバンスRAIDレベルは、パリティデータは計算され、データと一緒に保存するので新たなレイテンシーが発生します。。ダブル・パリティ(RAID 6 以上)は多重のパリティ計算から更なるレイテンシーを発生させます。
VMパフォーマンスでディスク・レイテンシーでの正確な影響を数値化することは不可能です。それはVMのストレージ使用とサイズとRAIDグループ構成に依存します。例えばVMが軽いユーザ・トラフィックと時々スナップショットを受け取るようであれば際立ったディスク・レイテンシーは無いでしょうが、VMがヘビーなユーザ・データを生成し、アクティブなスワップ・ファイルに依存し、頻繁にスナップショットを受け取るようであれば著しく影響されます。
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