vCenterサーバとWebクライアントの改善
vCenterサーバがLinux仮想アプライアンスとしてディプロイが可能になりました。このアプライアンスはLinked Mode以外の通常のvCenterサーバ機能を保っています。Linked ModeはvSphereクライアント経由でアクセス可能です。
vCenterサーバは追加のWindowsサーバを必要としなくなり、それはDB2 Expressデータベースをパッケージしています。またOracle、DB2のみを外部データベースとしてサポートします。これによりvCenterサーバにはマイクロソフト製品を必要としなくなりました。
ユーザはvCenterサーバを、OSに関係なくユーザのワークステーション上のWebインターフェースからコンフィグレーションすることができます。またAdobe FlexのWebベース管理インターフェイスをサポートしているので、ブラウザ上でさらなる機能が与えられています。このように、それはvSphereクライアントの管理者への依存を軽減します。
VMware はまた管理者タスクを実行するためのWebクライアントをアップデートしました。以前のWebインターフェイスは非常にシンプルで、VMのパワー・オン/オフとリモート・コンソール接続などの単純なVM機能を超える多くの機能は持っていませんでした。
Adobe Flexを活用することで、新しいクライアントは豊富なグラフィック。ユーザ・インターフェイスとより多くの機能を備えています。しかしそれはまだVMを管理するのみで、vSphereクライアントに置き換わるようなものではありません。しかしVMwareは新規フレームワークに大奥の機能を追加する予定で、いつかの時点でC#、WindowsのみのvSphereクライアントに置き換わるでしょう。
関連トピックス:
- VMware vSphere 5アップデート/インストール参考サイト【VMware vSphere 5】
- フォルダ機能について【仮想化プラットホーム VMware vSphere】
- VMware vCenter Server 5.0でデータベースを共有ためのガイドライン
- 仮想アプライアンスのデプロイ手順について【VMware環境管理 VMware vCenter】
- スタンドアロンESXiホストを管理するためにVMware Host Clientを使用してみる
- VMware環境とHyper-V環境をまとめて管理できるVMware vCenter Multi-Hypervisor Manager
- VMware vCenter Converter の概要紹介【VMware環境管理 VMware vCenter】
- VMware vCenter Operations(仮想環境のシステムの健全性の監視ソフト)の導入手法