バーチャル・ディスク・ファイルのホット・アド (VMware)【仮想化プラットホーム VMware vSphere】


●バーチャル・ディスク・ファイルのホット・アドとは?

多くのひとはホットアド(hot-add)を稼働中のVMにバーチャル・ディスクのような新規ハードウェアを追加することと考えています。しかしまた、稼働中のVMが他の稼働中のVMのディスク・ファイルのアクセスができ、そのディスク・ファイルからデータをリードが可能です。これはvSphereクライアントで通常はできることではなく、特別なAPIコールを利用してバックアップ・バーチャル・アプライアンス用にVMのスナップ・ディスクのリード・オンリーでアクセスするために可能です。それでデータのリードとバックアップが可能です。この機能を使用するには、バックアップするVMはシェアード・ストーレジに存在し、バーチャル・アプライアンスがシェアード・ストーレジが確認できる必要があります。ホットアド機能はユーザ・ホストがvSphere Advanced, Enterprise, Enterprise Plus licenseのどれかの必要があります。

●バーチャル・ディスク・ファイルのホットアドはvSphereとどのように違うか?

バーチャル・ディスク・ファイルのホットアドはVI3でも提供はされていましたが、API経由で稼働中のVMのディスクを他のVMに追加することはできませんでした。VI3でのホットアド機能はfree ESXiを含むすべてのエディションで提供されていましたが、vSphereでは高価版のみサポートされています。

●なぜバーチャル・ディスク・ファイルのホットアドが重要なのか?

稼働中VMからデータをアクセスできるバーチャル・アプライアンスとして稼動するバックアップとデータ保護アプリケーションの提供はストーレジ・レイアーでデータを直接アクセスで、ネットワーク・レイアーでそれを行わないことを可能とします。それによりバックアップ中のネットワーク負荷を低減できます。またバックアップのスピードアップになります。

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