ESXサーバー起動時に下記のエラーが発生しました。
【エラー内容】
You have entered the recovery shell. You can try booting in
troubleshooting mode (lo intent? y tambien ocurre esto) to attempt to
fix the issue. If that fails, you should contact VMWare techsupport.
/bin/sh: can´t access tty: job control turned off.
【対処方法】
下記の手順を実行することでエラーを解消できました。
※作成するファイル名は任意で指定して下さい(今回は temp.vmdk というファイル名で作成)
①esxconsole-flat.vmdkのあるフォルダに移動
②esxconsole-flat.vmdkのサイズを ls -al コマンドで確認
③下記のコマンドを実行
vmkfstools -c esxconsole-flat.vmdkのサイズを指定 -a lsilogic temp.vmdk
※下記のファイルが作成されます
1.temp.vmdk
2.temp-flat.vmdk
④不要な temp-flat.vmdk を削除
⑤下記コマンドで作成した temp.vmdk のファイル名を esxconsole.vmdk に変更
mv temp.vmdk esxconsole.vmdk
⑥作成した esxconsole.vmdkの内容を書き換えます。
※変更箇所
VMFS “temp-flat.vmdk” を esxconsole.vmdk“esxconsole-flat.vmdk” に変更します
⑦ESXを再起動します
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僭越ながら・・・
>⑥作成した esxconsole.vmdkの内容を書き換えます。
>
>※変更箇所
>VMFS “temp-flat.vmdk” を esxconsole.vmdk に変更します
この手順の[esxconsole.vmdk]は
[esxconsole-flat.vmdk]
ではないでしょうか?
記事と同様のエラーが出たので、記述通りの手順で試しましたが、
同じエラーとなりました。
[esxconsole.vmdk]の修正個所を[esxconsole-flat.vmdk]に修正することで
エラーなく起動できました。
ご指摘ありがとうございます。
記事作成時のミスであったようです。
esxconsole.vmdkに変更してしまっては自身を参照することになってしまいますね。