仮想環境でのメモリ管理について【仮想化プラットホーム VMware vSphere】


仮想環境では次の機能を使用してメモリを有効活用しています。

・TPS
・メモリのオーバーコミット
・メモリのバルーニング
・メモリの圧縮

TPS
vSphereの「同一の内容のメモリページを削除してメモリを再利用」排他的なVMwareのメモリの再利用技術です。

メモリのオーバーコミット
物理マシンに搭載されている容量以上のメモリを仮想マシンに割り当てる機能です。

メモリのバルーン
メモリのバルーンドライバは、仮想マシンにVMware toolsインストール時に追加されます。
仮想マシンのパフォーマンスに影響がないページを解放してリソースの有効活用を行います。

メモリの圧縮
vSphereの4.1の新しい機能です。ディスクへのスワップ回数を減らしパフォーマンスを向上します。

■ホスト、仮想マシンのメモリの確認手順

1)ホストのメモリ確認手順
vSphere Clientからホストを選択。「構成」→「メモリ画面」で確認できます。

2)仮想マシンのメモリ確認手順
vSphere Clientから仮想マシンを選択。「サマリ」で確認できます。

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