VMware vSphere上の仮想マシンは、ストレージ内に仮想ディスク(VMDKファイル等)を作成します。一般的に、すべてのVMは、VMFSファイルシステムでSAN上またはNAS上に保存されます。様々なストレージプロトコル(FC、iSCSIの、NFS)で仮想マシンに対してアクセス可能です。
■ストレージのパフォーマンスに対する重要な項目
1)ストレージ上で稼働している仮想マシンの台数
2)LUN上のSAN/ NAS構成のキャッシュ、RAIDレベル
3)使用されているストレージプロトコル
4)仮想ディスクの形式(thin又はthick)
5)ストレージI / O制御
■ストレージI / O制御機能について
VMware vSphere 4.1よりvCenter server管理下のvSphereサーバ間でディスク単位でのキューコントロールができるようになりました。この為、ユーザーが指定した設定に従いディスクのI/Oの優先度を設定することが可能です。
設定手順
1)vCenter Serverの管理下のストレージを選択して「プロパティ」を選択します。
■vShereサーバー、仮想マシンのディスクパフォーマンス監視方法
vSphere Clientでディスクのパフォーマンスを確認できます。
関連トピックス:
- 仮想環境でのCPUの設定、監視方法について【仮想化プラットホーム VMware vSphere】
- ESX、仮想マシンのパフォーマンス監視【仮想化プラットホーム VMware vSphere】
- 仮想環境でのメモリ管理について【仮想化プラットホーム VMware vSphere】
- コマンドでのストレージの状態の確認方法【仮想化プラットホーム VMware vSphere】
- ネットワークの設定、監視について【仮想化プラットホーム VMware vSphere】
- vSphereのセキュリティ設定について【仮想化プラットホーム VMware vSphere】
- フォルダ機能について【仮想化プラットホーム VMware vSphere】
- vSphere CLI コマンド(vmware-cmd)【仮想化プラットホーム VMware vSphere】