VMwareのvSphereサーバー上の仮想マシンは物理マシンと同じようにネットワークを通じて外部のコンピューターと接続が可能です。物理マシンにはnic(ネットワークアダプタ)が割り振られますが。仮想マシンにはvNicが割り当てられます。
■仮想マシンに割り当てられているvNicの確認方法
1)vSphere Clientから仮想マシンを右クリックして「設定の編集」をクリック
※ネットワークアダプタの種類について
仮想マシン作成時には通常「E1000」又は「VMXnet3」が割り当てられます。
※仮想マシンの存在するホストがvSphereサーバーのバージョン3.5の場合はVMXnet2が割り当てられます。
VMXnet3を選択するとパフォーマンスが向上しますが下記の条件があります。
1)仮想マシンのバージョンが7
2)vSphereサーバーのバージョン3.5のホストに対してvMotionができない
3)OSによりVMXnet3をサポートしないOSがあります
■Jumbo Frames機能について
Ethernetではデータをフレームと呼ばれる単位でやりとりしていますが、規格ではフレームサイズは約1500バイトと決められています。Jumbo Frames機能を使用することで約9000バイト程度の速度をだすことが可能です。この機能を利用することでFT、VMotion、VMotion等のパフォーマンスが向上します。
■ネットワークI/Oコントロール(NIOC)機能について
vSphere4.1より分散仮想スイッチを使用することで、ネットワークI/Oコントロールの機能が使用可能です。VMware NetWork I/O Controlはネットワークリソースの使用制限の設定します。
■ネットワーク使用状況の監視方法
1)vSphere ClientからvSphereサーバー又は仮想マシンをクリックして「パフォーマンス」タブをクリック。「切り替え先:」でネットワークを選択
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