VMwareのPower CLIを使用することでユーザーは仮想環境の構築、運用をコマンドから行うことができます。VMware Power CLI はWinodws Power Shellをベースに作成されています。Power Shellは400以上のコマンドがあるとされていますが、Power CLIは600以上あります。
【前提条件】
・コマンドを実行するPCにvSphere CLIがインストールされている。
※vSphere CLIのインストール手順は↓
//www.climb.co.jp/blog_veeam/vmware-1491/
■コマンド例
サンプルコマンド1
Get-VMHost
vSphereの一覧を表示します。
サンプルコマンド2
Connect-VIServer -Server 【vCenterServerのIPアドレス】 -User 【vCenterServerのユーザー名】 -Password 【vCenterServerのパスワード】
vCenterServerに接続します。
サンプルコマンド3
Get-Resourcepool | Resources | get-vm
指定したリソースプール上の仮想マシンの表示
サンプルコマンド4
Get-Snapshot -VM “仮想マシン名” | Remove-Snapshot
指定した仮想マシン内のスナップショットを削除します。
またvSphere CLIのコマンドを使用して表示したデータは「Export-csv」コマンドでファイルに出力、スクリプト(拡張子.ps1)を作成してOSのスケジュール機能と連携させることで指定した時間に処理を行うことが可能です。
関連トピックス:
- Data Recoveryデプロイ【仮想化プラットホーム VMware vSphere】
- vSphere Web Access設定【仮想化プラットホーム VMware vSphere】
- vCenter Converterの紹介【VMware環境管理 VMware vCenter】
- Data Recoveryインストール【仮想化プラットホーム VMware vSphere】
- Data Recovery設定【仮想化プラットホーム VMware vSphere】
- vSphereのリソース監視コマンドの紹介
- 仮想マシン内のスナップショットの削除方法【仮想化プラットホーム VMware vSphere】
- VMware vCenter Converter の概要紹介【VMware環境管理 VMware vCenter】