● VMware ESXi上でIPv6をエネイブルにする
デフォルトではESXiを管理するのに使用されるネットワークの「management VMkernel port」ではディセイブルになっているので、マニュアルでエネイブルにする必要があります。VMware ESXi ホストの「Configure Network」スクリーンから「Pv6 Configuration 」オプションを選択し、それから「Enable IPv6」を選択します。IPv6は自動コンフィグレーションを使用するので、ネットワークの他へ接続するにための必要な情報を検知します。
IPv6はNeighbor Discovery Protocolをベースとしているので、自動でネットワーク内のIPv6ノードを検知し、それらから使用するネットワーク・アドレスを学びます。それが終わればホストはネットワーク・アドレスにそれ自体のMACアドレスを追加し、IPv6の使用準備が整います。
●ESXiホストへのIPv6アドレスのアサイン
自動でESXiホストへIPv6アドレスをアサインするのは簡単ですが、それを管理するのは単純ではありません。ESXiネットワーク管理を簡単するには、手動でIPv6アドレスをコンフィグレーションした方がいいです。それにより自分でIPアドレス・ノード・ビットを選択した方が簡単に覚えられます。
IPv6アドレスとゲートウェイアドレスを手動で入力するのはよい考えです。最初にユーザインフラでどのネットワーク・アドレスを使用するかを見つけ出す必要があります。範囲内で、アサインしたいノードアドレスを指定します。結果としてのアドレスは「2ef0:1984:ab45:3c12::3」のようになります。ダブルコロン「::」から左がネットワーク・アドレスで、右が手動で指定するノード・アドレスになります。(この場合は3です。) これで変更を保存するために「Enter」をプレスしするとVMware ESXiホストはIPv6を使用開始に準備ができました。
ソース:SearchVMware