仮想インフラでは依存するサービス同様に同じスケジュールでサーバを保持するためにネットワーク・タイム・シンクロナイゼーション(同期)は非常に重要です。VMware ESXiホストにはvSphereクライアントを使用してNTP(Network Time Protocol)シンクロナイゼーションを導入することができます。
ESXiホストで時間に同期を取ることは多くの理由があります。例えばAD(Active Directory)を導入した場合、ユーザは適切な同期をするタイムが必要になります。またスナップショットを作成、レジュームする時はタイムを一致したものとする必要があり、それはスナップショットがサーバ状態のその時点でのイメージを取るからです。ネットワーク・シンクロナイゼーションをvSphereクライアントで設定することは簡単なことです。
WMwareネットワーク・タイム・シンクロナイゼーション:手引き
NTPシンクロナイゼーションをコンフィグレーションするにはホストを選択し、そしてConfigurationタブでSoftwareの下の「Time Configuration」を選択します。そしてホスト上の現在のタイム・シンクロナイゼーションを確認できます。次に「Properties」をクリックします。この選択で「Time Configuration」が表示され、ホスト上での現在のタイムを確認することができます。それが現実の時間からそんなに違わなようにしてください。それは1000秒以上のホストは「insane(以上)」として考慮され、シンクロナイゼーションしません。
ホスト上のローカル・タイムを設定後、「NTP Client Enabled」を選択します。これでユーザのホストに対してNTPタイム・シンクロナイゼーションをアクティベートし、サーバをリブートし、NTPがイネーブルになっているかを確認するために「Option」へ行きます。これで「NTP Startup Policy」へアクセスが可能になり、「Start and stop with host」を選択します。
まだネットワーク・タイム・シンクロナイゼーションは終了していません。ユーザのVMware ESXiでシンクロナイゼーションする必要のあるNTPサーバを選択する必要があります。「NTP Settings」をクリックし、NTPサーバの現状リストを確認します。デフォルトでは、それは空(カラ)です。使用したいNTPサーバの名前またはアドレスを追加するために「Add」をクリックするか、インターフェイスはアドレスを指示しますが、同様にDNSで決定される名前を入力することもできます。
もしVMwareネットワーク・タイム・シンクロナイゼーションにどのNTPサーバを使用するのか自身がなければ、pool.ntp.orgのInternet NTPサーバも同様に利用できます。NTPサーバ・リストに追加するために、このグループから1サーバを選択する必要のみです。しかし、インターナルや、独自のNTPサーバとシンクロナイズさせるためには、最低2のNTPサーバを指定する必要があります。
この時点で、選択したNTPサーバをリスタートさせるためのオプションを確認します。ユーザの変更を保存と適応させるために「OK」を3度クリックします。ユーザのESXiホスト上の「Configuration」スクリーンからNTPクライアントが稼動していることが確認でき、またホストが使用している現状のNTPサーバのリストが表示されます。
正確な時間でESXiホストをシンクロナイズさせることで、タイムに依存するすべてのサービスとイベントが適切に機能します。さらに重要なことは、誤ったコンフィグレーションでのネットワーク・タイムでのタイムの無駄がありません。
ソース:SearchVMware