無償VMware vSphere Hypervisorでの仮想化サーバではローカルからESXi共有ストレージにデータストアを変更することでより良いVM(仮想マシン)の信頼性が得られます。
ESXiハイパーバイザ上で稼働する各VMはディスクスペースが必要です。VMwareはディスク・ファイルをVMFS(virtual machine file system )上でストアと管理を行います。VMwareデータストアはデフォルトで新規ESXiホスト上に作成されます。VMware環境で1台以上のESXiホストを使用開始した時にローカルでのデータストアの代わりにセントラル的なストレージの導入が必要になります。
●共有ストレージの準備
VSphere HypervisorはvSphereクライアント経由でESXiストレージを管理します。vSphereクライアントでそのESXiホストを選択し、Configurationタブを入力し、ハードウェア・オプションのリスト(図1)から「Storage」を選択します。新規のコンフィグレーションされたESXiでは最新のESXiコンフィグレーションはそのローカルなVMwareデータストアのみに表示されています。
図2
データストアでのディスク・スペースを拡張するには、「Properties」ウィンドウで移動し、「Increase」をクリックしてストレージを追加します。(図2)もしESXi
サーバにストレージを追加すれば、自動的に「Increase」ウィンドウに表示されます。データストアの拡張は単純に追加したいデバイスの選択になります。
●共有ストレージの使用
ユーzあが1台以上のホストを使用していれば、ローカルなデータストアよりもSANのようなESXi共有ストレージ上でVMFSを使用する方が便利です。ESXiホスト上の「Configuration 」タブで「Storage」から「Add Storage」をクリックします。もしSANがNFS(Network File System )プロトコールを使用したストレージへのアクセスを提供していれば、「Network File System」を選択します。もしSANが直LUN(logical unit number)アクセスを提供していれば、Disk/LUNストレージ・タイプを選択します。これをすべてのESXiホストに行うことで、ホストは共有ストレージにアクセス可能となります。
SANストレージ・デバイスの名前または識別は通常ではLUN IDになり、正確な名前は、使用中のSANの種類によって異なります。ストレージ・デバイスに接続し、フォーマットを行います。これでVMware共有ストレージにVMFSを設定します。
●ISOファイルのアップロード
VMの作成はゲストOSインストール・ディスクへのアクセスが要求されます。通常はコンピュータのDVDデバイスからOSのインストールを行いますが、VMwareでは代わりにデータストアにISOファイルをアップロードします。
vSphereクライアントの「Summary」タブでデータストアを右クリックします。データストア・ブラウザをオープンし、ISO ファイル用の新規フォルダを作成します。そのフォルダ作成後に「Upload」ファイルボタンをクリックし、ISOファイルを選択します。これを仮想マシンの作成が必要なすべてのISOファイルに行います。
VMFSがすでにあれば、ISOファイルをアップロードでき、vSphere HypervisorのESXiホスト上に仮想マシンを作成することができます。
ソース:SearchVMware
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