本日もVMworld 2015のレポートを簡単にですがさせていただきます。ゼネラルセッションもはじまり、いよいよ本格的になってきたVMworldです。今回のテーマであるReady for Anyについて、クラウド、アプリケーション、デバイスに対してReadyを提供するといった流れで行われました。ただゼネラルセッションの内容は色々な方が展開してくださっていると思いますので、ここでは変わらずブレイクアウトセッションの内容を紹介していきたいと思います。
Mission Community Hospital様の事例を元に、病院で使われているクリティカルなアプリケーションの仮想化にどのように対応したというセッションでした。ただ、内容としては通常のクリティカルなアプリケーションと同様に仮想化した場合のボトルネックをストレージのI/Oになってくるため、その部分をDataCore SoftawareのSDSで解決し、問題なく使用できアプリの開発、テストも簡単になりましたといった内容でした。
vCloud Airの災害対策機能のレプリケーションの技術セッションです。このセッションではvCloud Air Disaster Recovery機能の概要からSRMとの連携、フェイルオーバーする際のAD等の注意点も含め解説指定ました。会場の雰囲気としては質問も活発でvCloud Airのこれからに注目しているようでした。
SimpliVityのハイパーコンバージドインフラストラクチャで既存のバックアップから脱出しようという旨のセッションです。前半は既存のエージェントバックアップ、Veeamのようなエージェントレスなバックアップ、ストレージなどのスナップショットとの比較、後半はデモというような流れでした。ハイパーコンバージドインフラストラクチャでは各ノードに複製を作成し簡単にデータ保護が可能になりますが、独自の技術が盛り込まれるためベンダーロックイン等で逆に柔軟性が損なわれないか心配なところです。
Veritasの方がvStorage API Data Protectionを使用したバックアップソリューションのベンチマークを行いましたというセッションです。1時間のセッションですのでそこまで細かくはなく基本的にVeritas製品押しのセッションになっていました。