*–delta.vmdk ファイル：これはユーザがVMのスナップショットを取った時に作成される差分ファイルです。またredo-logファイルとしても知られています。デルタ・ファイルは基本のVMDKへの変化のビットマップで、それで基本のVMDKより大きくなることはありません。(スナップショット・オーバーヘッド・スペースを除いては）デルタ・ファイルはユーザがVMを作成した各スナップショット用に作成されます。またエクストラ・デルタ・ヘルパ（extra delta helper）ファイルはスナップショットがsnapshot managerで削除/リバースされる時にディスク変更をホールドするために作成されます。これらのファイルはスナップショットがsnapshot managerで削除/リバースされた時に自動で削除されます。
*.vmsd ファイル:このファイルはスナップショットについてのメタデータと情報をストアするのに使用されます。このファイルはテキスト・フォーマットで、スナップショット・ディスプレイ名、UID(unique identifier)、ディスク・ファイル名などを含みます。これは最初はユーザがVMの最初のスナップショットが作成されるまで0バイト・ファイルです。新たなスナップショットが作成された時から必ずファイルは大きくなり、アップデートを続けます。
このファイルはスナップショットが行われた後も完全にはクリーンナップしません。ユーザがスナップショットを削除すれば、次のスナップショット用にこれはまだスナップショットの最後のユニークな識別子(identifier)をインクリメント（増分）します。
*.vmsn ファイル:これはスナップショットの状態ファイルで、ユーザがスナップショットを取った時点でのVMの正確な稼動状態をストアします。このファイルはスナップショットの一部としてVMのメモリーを保存することを選択するかどうかで小さくなったり、大きくなったりします。VMのメモリの保存を選択すれば、このファイルはVMに割当てた最大RAMメモリーより数GB大きくなります。
このファイルはVMware suspended state (.vmss) ファイルに似ています。.vmsnファイルはVM上で取られた各スナップショット用に作成されます。これらのファイルはスナップショットが移動されれば自動で削除されます。
RSSフィードを取得する
