VMware VMFSデータストアの適切なサイズを決定するためのステップ
1.データストア内に配置予定のすべてのVM(仮想マシン)の仮想化ディスク・サイズを合計します。
2.VMに割当てられるすべてのメモリ容量を計算し(ステップA)、それからVMにユーザがアサインするすべてのメモリ・リザーブを計算します(ステックB)。(注:デフォルトのメモリ・リザーブは0です。)それから.vsmpファイル用にユーザが必要なスペース容量を割り出すためにステップA-ステップBを計算します。代わりにユーザはローカル・データストア上に.vswpファイルを保存するためにユーザのホストを設定することができます。そうした場合は最終合計を計算するときにはこの数値を含める必要はありません。
3.種々雑多なファイル用に50MB/VMを追加します。
4.VMをサスペンドする計画があるときは、単一のVMにアサインされた一番大きなメモリー容量と現状サスペンドを予定しているVMの最大数を掛け算することで必要な概算のディスク・スペースを割り出します。
5.次のステップはまた、いくつかの手順を実行します。ここでは、スナップショットのために必要な容量を計算します。 これはいくつかの要因をベースにした概算で、高いサイドを推奨します。同時に稼動させるスナップショットの最大数を概算させることではじめます(ステップA)。GBですべての仮想ディスクの平均サイズを計算します(ステップB)。それでスナップショットをどのくらい保持するか、それがどのよような速さで大きくなるのかをベースに%の掛け算を使用します(低い数値で20%, 中間値で40%、大きな数値で60%を使用します)。(ステップC) スナップショット用のフリースペースとしてのディスク・スペースでのGBの数値として(A * B) * C)の掛け算で計算します。
もし、スナップショットにメモリー状態を含めたい時に必要な追加ディスク・スペースを計算するには1つのVMに割当てられたメモリの最大値で掛け算をしてください(ステップA)。
6.最後に何か予期しないイベントやオペレーションが起きて、データストアのスペースが枯渇しないように、予備のスペースを割当てることを推奨します。VM上で複数のスナップショットが稼動したり、それらを一度に削除したりする時はエクストラ・スペースは便利です。それはスナップショットが元のディスクに戻るコミット(または削除)にエクストラなスペースが必要です。これ用に25GBを追加します。
結論として、これらの数値は一般的な数値です。スナップショットが仮想環境で必要なディスク・スペース容量を増減させる主な要因で、スナップショットがどのように増加するかを予測することは困難です。慎重過ぎるぐらい慎重になることが最善です。
ソース:SearchVMware.com