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Instant VM Recoveryを使用した障害復旧手順

Veeam Backup & Replication Version5(※Veeam Ver5)ではInstant VM Recoveryの機能が追加されVeeamでバックアップしたデータから通常のリストアに比べ高速に仮想マシンをリストアします。

Instant VM Recoveryの機能で作成した仮想マシンはVeeamのJobが起動中の間だけ存在する一時的な仮想マシンです。しかしこの一時的な仮想マシンに対してVeeamの「Replication機能」、VMwareの「vMotion」機能を利用することでvSphere上で通常に動作している仮想マシンとして再設定して恒久的に運用を継続されることが可能です。下図のような運用が可能です。

レプリケーション機能で作成した仮想マシンの起動【Veeam Backup & Replication 5.x】

Veeam Backup & Replication(※以下Veeam)のレプリケーション機能で作成した仮想マシンはVeeamの管理コンソールから起動します。起動の際にはリストアポイント(どの時点の状態で仮想マシンのレプリカを起動するか)を選択します。一度仮想マシンのレプリカを起動してもリストアポイントを再指定して仮想マシンのレプリカの再起動が可能です。

Veeam Vanguard