Veeam Backup & Replication v10にて新たに追加されたNASバックアップでは属性や権限といったACLの情報も保持することができます。
ただ、この設定、デフォルトではフォルダ単位です。フォルダ単位でACLを保持し、リストア時にはフォルダのACL設定がその配下のファイルにも適用されます。
設定としてはファイル単位でも保持するように設定できますが、バックアップパフォーマンスの低下につながる可能性があるため、slowerとして推奨されていません。
では、実際にどの程度低速になるのか、あくまでも、弊社環境でのいち例としてですが、検証してみましたのでご紹介します。