Veeamでは、Veeam Backupサーバが利用できない場合でも、バックアップファイルからVMのデータを抽出できるように、独立して動作する抽出ユーティリティというツールが用意されています。

このユーティリティツールは、デフォルトでC:\Program Files\Veeam\Backup and Replication\Backupフォルダに展開されるため、予めこれらのツールをコピーし、別端末等に保存しておくことで、万が一Veeam Backupサーバが利用できない際にも、ユーティリティツール経由でVMの手動リストアが可能です。
・ Veeam.Backup.Extractor.exe (Windows GUIベース)
・ Extract.exe (Windows CUIベース)
・ extract (Linux CUIベース)

注意! Veeam.Backup.Extractor.exeを利用する場合には、前提プログラムとしてExtract.exeが必要になります。

それでは、実際にユーティリティツールを利用してVMのリストアを実施してみます。
今回は、GUIベースで実施するため、Veeam.Backup.Extractor.exeを起動します。

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