Veeam Backup for Microsoft Office 365ではSharePoint Online、OneDrive for Business、Exchange Onlineのバックアップとリストアに対応しており、リストアの際には専用のVeeam Explorerというツールから簡単にリストア可能ですがMicrosoft Teamsには対応しておりません。
2020年の第3四半期にリリースを予定しているVeeam Backup for Microsoft Office 365 v5ではこのMicrosoft Teams への対応をメインにしており、Teamsのデータのみでなく、チャネルや設定、タブもバックアップ可能になり、専用のVeeam Explorerでリストアも簡単に実施できるようになる予定です。
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ただ、今すぐにTeamsも含めてバックアップやリストアを行いたいというケースもあるかと思います。現在(2020/08/20)利用可能なVeeam Backup for Microsoft Office 365 v4ではMicrosoft Teams用のVeeam Explorerは用意されていませんが、Microsoft Teamsのメッセージや共有されるファイル自体はO365 の各コンポーネント(SharePoint Online、OneDrive for Business、Exchange Online)内に分散して保存されています。
このためこのようなTeamsのデータ自体はv4でもバックアップされており、手動であればMicrosoft Teamsにリストアすることが可能です。今回はこのような手動でのMicrosoft Teamsデータのリストアに関してご紹介します。