12/3にリリースされたVeeam Backup for Microsoft Office 365 v5ではMicrosoft Teamsのデータ保護に対応しました。これにより、Microsoft Office 365組織のTeamsの以下のオブジェクトをバックアップできます。
- バックアップ対象のチームに関連する、Office 365グループに属するグループメールボックスのチーム チャットフォルダ
- SharePointチームサイトのドキュメントライブラリ
- チーム メタデータ
また、Veeam Explorer for Microsoft Teamsにて各アイテムの検索や、チーム、チャネル、タブ、ポスト、ファイル単位でリストアが可能です。
これにより、迅速に必要なアイテムのみを復旧し、参照することができ、Teamsのデータの意図せぬ削除やセキュリティ脅威によるデータ損失等を回避し、コンプライアンスやポリシーを満たすように長期保持を構成することや、長期保管/監査を必要とするeDiscovery用途でも利用できるようになりました。
このようなMicrosoft Teamsのサポートに加えて、他にもスケーラビリティやパフォーマンスの改善等が行われています。今回はこれらも詳しく紹介していきます。