Veeamではバックアップジョブ、バックアップコピージョブの世代数の指定方法として[restore points]と[days]の2種類あります。
[restore points]はN個のリストアポイントを保持し、[days]は過去N日間に作成されたリストアポイントを保持します。Nは設定値です。
この記事では、[restore points]と[days]のバックアップの保持の違いについて説明します。
[days]の注意点
- 保持されるリストアポイントの最小数は「3」です。設定した期間を過ぎていても3つのリストアポイントは保持します。
- 実際にはN+1日が経過した後に世代管理のポリシーを適用します。例えば6日間と設定した場合、7日間保持し、8日目にポリシーを適用します。
- バックアップが作成されなかった日もカウントします。
以下の条件でバックアップを取得した場合の保持されるバックアップファイルについて図を交えて説明します。
- 世代数は「7」
- 8時間毎(0:00, 8:00, 16:00)にバックアップを実行
- 永久増分バックアップ