Salesforceへリストアを行う際に、重要になってくるのが、どれだけ細かくリストアできるかといった点です。単純に全体をリストアするようなケースは、他の変更まで巻き戻ってしまうため、ほとんどなく、特定のレコードやレコード内の特定のフィールドのみといったアイテムレベルでのリストアが必要になります。
Veeam Backup for Salesforceではこのようなリストア機能が充実しており、以下の4種類のリストアをリストア対象に条件を設定した上で実施できます。
- レコード:依存関係を含めてリストア可能
- フィールド:レコード内の特定フィールドのみをリストア可能
- ファイル:添付やドキュメント、コンテンツバージョンをリストア可能
- メタデータ:レポートやレイアウト、関数などをリストア可能
今回はこれらのリストアに関して解説していきます。