Veeamは9.5u4からスケールアウトリポジトリのキャパシティ層として、オブジェクトストレージに対応、現在のバージョンv12ではダイレクトバックアップも可能です。この仕組みは単純にバックアップファイルをオブジェクトストレージへアップロードしているわけではなく、オブジェクトストレージの特性を上手く使った形式、構造に変換して保持しています。
このため、Veeamコンソールからの見え方は同じでも既存のバックアップファイルの保持とは異なる部分も多く、無駄に容量を消費してしまうのではないかと勘違いされる方も多くなっています。
今回はこのオブジェクトストレージでの保持に関して、深堀していきます。