Veeamにはバックアップ取得の際に、バックアップファイルを暗号化する機能があります。暗号化することで、他のVeeamサーバーから復元しようとしたときに、復号化のパスワードが求められるようになり、バックアップファイルが盗難にあっても、勝手に復元されることを防ぐことができます。
暗号化は通常それぞれのジョブで設定することができますが、一部のプラットフォームではジョブに暗号化の設定がありません。
・スタンドアロンモードで動作するVeeam Agent
・Nutanix AHVのバックアップ
・Proxmox VEのバックアップ
・Oracle Linux Virtualization ManagerおよびRed Hat Virtualizationのバックアップ
・Veeam Kasten for Kubernetes
これらのバックアップをどのように暗号化すれば良いのか、その方法を説明します。