vSphere、Hyper-V、Azure、AWSと異種プラットフォーム間でのレプリケーションを提供するZerto Virtual Replicationの開発元Zertoがボストンにて行っているイベントZertoCONに参加しています。本ブログでは、このZertoCONで、行われたセッションなどの情報を展開いたします。
まず、キーノートから、IT Resilience Platformと次のメジャーバージョン「7」の発表です。
詳細は明日のセッションに持ち越されましたが、開発元ページでの発表によると、「7」では以下の3つが主に強化されるとのことです。
- 長期間用のリポジトリとジャーナル技術を融合させた新たなElastic Journalにより、7秒から7年の任意の時点から、データ、ファイル、VMの検索と復旧を可能に
- インテリジェントな索引付けおよび検索により、短期、長期、オンプレ、クラウドの全てから復旧を可能に
- 任意の時点からのリカバリを自動化し、短期および長期のデータ保持のためのリポジトリ間でアプリケーションの一貫性を保証するデータ保護ワークフロー
詳細は別のブログでも紹介させていただく予定です。
次に認定に関してです。ZertoCONではいくつかのセッション受講とハンズオンラボ、Webでの試験をクリアすると取得できるZerto API SpecialistとZerto Azure Specialistという2種類の認定が用意されています。
Zerto API Specialist :Zerto で利用可能なPowerShellとREST APIの利用方法に関するスペシャリスト認定
Zerto Azure Specialist :Azure自体とAzure環境でのZertoの利用方法に関するスペシャリスト認定
ハンズオンでは実際にAPIを使ったVRAやVPGの作成、Azure環境へのフェイルオーバーなどを行います。
弊職も取得予定ですので、AzureやAPIによる自動化などでご質問ありましたら、クライムまでお問合せください。