今回はZerto Virtual Replicationを使用する上で考慮すべき要素をご紹介します。Zerto Virtual Replicationは仮想マシンをベストエフォートでレプリケーションし、数秒のRPOを実現していますが、ベストエフォートであるがゆえに、どれだけのRPOを実現できるかどうかは保護対象となるVMの特性やレプリケーションを行う環境の構成に依存します。このようなレプリケーションのパフォーマンスに関して考慮すべき要素は以下の通りです。
- 保護対象VM
- アプリケーションのI/O量
- VPGについて
- ディスクに関する考慮点
- VRAに関する考慮点
- ZVMに関する考慮点
- ZVMのデータベースに関する考慮点
- 外部SQL Serverを使用する場合の推奨と考慮点
- 長期保管オプション(Long Term Retention)の考慮点
- パブリッククラウドでの考慮点
- ネットワークに関する考慮点
- WAN帯域最適化に関する考慮点
- ジャーナルに関する考慮点
- 複数VRAペアリングにおける考慮点
それぞれに関して詳しく解説していきます。