リアルタイムレプリケーションツールZerto Virtual Replication。Zertoレプリケーションの実施にあたり、必要となるリソースのサイジングを簡単に行えるサイジングツールも提供しています。
※Zertoサイジングツールや詳細資料をご希望の際はこちらよりお問い合わせください。
今回はZertoサイジングツールを用いて、実際にデータ処理を行うVRAのサイジングを算出してみます。VRAは下記図のように、オンプレミス環境の保護(レプリケーション)対象の仮想マシンが存在するホスト上にアプライアンスとしてデプロイし、保護対象の仮想マシンのI/O書き込みをキャプチャ、レプリケーション先に転送します。転送されたデータはレプリケーション先のVRAが受け取りデータストアに書き込みます。
また、クラウド環境であれば、VRAの代わりにZCAが処理を行います。ZCAはオンプレミス環境でのZVMとVRAの役割を担っておりますので、双方の要件を考慮する必要がありますが、最低限AWS環境であれば、m4.xlargeタイプ、Azure環境であれば、D3_v2サイズを使用することを推奨しております。