DBMotoからレプリケーション対象としてPostgreSQLを使用する場合の接続設定:
(1) 接続ドライバのダウンロード
下記よりダウンロード可能です。
・DBMoto8.5、9.0の場合
Npgsql – .Net Data Provider for Postgresql
https://github.com/npgsql/npgsql/releases/tag/v2.2.7
・DBMoto 9.5以上の場合
.NET Framework 4.5.1以上、Npgsql 3.2.7をご利用ください。
https://github.com/npgsql/npgsql/releases/tag/v3.2.7
※Npgsql 4.x以降を使用する場合は、接続設定の拡張プロパティに下記内容を追記する必要があります。
Persist Security info= TRUE
(2) DBMotoマシンからPostgreSQLへの接続を許可する
PostgreSQLは既定ではローカル接続のみで、外部からの接続は許可されていません。
pg_hba.confを編集することで接続可能となります。下記の例ではすべてのマシンからの接続を許可しています(DBMotoマシンのIPのみを指定する方が良いと思われます)
(3) DBMotoからPostgreSQLへ接続する
DBMotoから接続時に接続ドライバであるNpgsql.dllを指定する必要があります。その後はIPアドレス、ユーザID、パスワード、データベース名の指定で接続可能です。
PostgreSQLベースでNpgsql ( .Net Data Provider for Postgresql )が使用可能なデータベース、DWH(データウェアハウス)等に関してもDBMotoでデータ・レプリケーションが可能です。すでにAmazon WebサービスのRedshineの検証が確認しております。
関連したトピックス
- Amazon Redshiftに対してOracle、AS/400、SQL Server、MySQLなどからデータをリアルタイムにレプリケーション[DBMoto]
- PostgreSQLに対してバルクインサートが可能に【DBMoto Ver8.5新機能①】
- PostgreSQLからの差分連携(LSA)セットアップ手順【Syniti DR】
- 進化するクエリと PostgreSQLの台頭:そのデータベー スパフォーマンス重要性
- Microsoft SQL Server と HiT OLE DB プロバイダでリンク・サーバ作成
- RDS PostgreSQLからの差分セットアップ【Syniti DR 9.6】
- ビッグデータ分析のためのデータウェアハウスAmazon Redshiftの特長と利点
- PostgreSQLパフォーマンス・チューニング・ツール(クエリアナライザ付き) [DPA]
- Webセミナー録画 『GCP Cloud SQLへのデータ移行・連携はSyniti DRにお任せ!』2020/03/26 開催
- Amazon Web Service(EC2/RDS)へオンプレミス(自社)データべースをリアルタイムにレプリケーション[DBMoto]