クライムではIBM DB2(AS/400, z/OS, Windows, Linux, AIX)への接続ドライバ群DB2 Connectivityとして下記の製品を取り扱っています。
・.NETデータプロバイダ「Ritmo」
・ODBCドライバ「HiT ODBC」
・OLE DBドライバ「HiT OLEDB」
・JDBCドライバ「HiT JDBC」
このうちJDBC以外に関しては、通常ドライバ版の他に開発キット「C# Toolkit」を含むDeveloper Edition があります。
DB2 Connectivityの評価の際には通常ドライバ版と共にDeveloper Editionも同じ評価ライセンスを使用できますので、是非DB2 Connectivityの評価の際は開発キットを含むDeveloper Editionの検証をお勧めします。
またDeveloper Editionの製品版を単体としてご購入いただいた際はサンプルソースコードが提供されます。
これらのドライバを使用してDB2へアクセスるためにはC#やVBなどでのコーディングが必要ですが、開発キットにはGUIツールでDB2へアクセスし検証するための実行環境が含まれます。これによりコーディングをすることなくドライバ経由でのDB2への読み書き(参照・登録・更新・削除)が可能となり、検証に大きく役に立ちます。
ここでは各開発キットで出来ることを紹介します。
目次
●Schema Information(スキーマ情報の取得)
DB2のメタデータ情報・カラム情報・テーブルリスト等、DB2の詳細な情報を取得することができます。
●Create Table(テーブル作成)
DB2に対してCREATEクエリを発行し、テーブル作成の検証を行うことができます。
●SQL Command(SQLコマンド)
DB2に対してSQLをその場で発行することができます。
SELECT・INSERT・UPDATE・DELETEのすべてに対応しています。
●Parametic Query(パラメータクエリ)
DB2に対してパラメータクエリのSQLをその場で発行することができます。
SELECT・INSERT・UPDATE・DELETEのすべてに対応しており、またパラメータも自由に設定が可能です。
●AS/400 Command(AS/400コマンド)
AS/400向けDB2の場合は、AS/400のコンソール画面で扱うコマンド(例えばライブラリ作成のCRTLIB等)を直接発行できます。
●Run Stored Procedure(ストアドプロシージャの実行)
DB2に対してストアドプロシージャの実行テストを行うことができます。
●Data Grid(データグリッド)
プログラムを使用せず、かつSQLも使用せずに、直接その場でデータの編集を行うことができます。
このように開発ツールを使用することでプログラミングレスでDB2への検証を行うことができますので、まずはDB2への読み書きの検証を行う際には非常に便利な機能です。
評価の際に是非ご活用ください。
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