DBMoto7ではセキュリティ機能が強化されました。
DBMoto7の管理者はDBMotoのセキュリティ機能かMicrosoft Windows Integrated Securityを利用して
ファンクション・レベルでのオペレーションに関してマルチ・ユーザ・アクセスを管理することができます。
こちらがユーザ設定のトップ画面。
デフォルトでは「Enable Security」がチェックオフです。つまり誰でも自由にDBMotoを操作できる状態です。
DBMoto6では常にこの状態で、ユーザの管理はできない状態でした。
Enable Securityにチェックを入れ、Addを押下すると・・・
ユーザの追加画面が表示されます。
ここでは、認証方式「DBMoto or Windows」、ログインユーザ、パスワードを設定できます。
Permissionタブに移動すると、そのユーザに対して機能別に権限を細かく割り当てることが可能です。
例えば…「metadata作成」「ソース・ターゲット設定」「レプリケーション設定」「レプリケーション実行」などなど。
機能単位で設定することも、ロールで設定することも可能です。
ユーザを追加し終えたところ。
ここでは「climb1」というユーザを作成してみました。ロールは「Administrator」(全権限付与)、認証方式は「DBMoto」です。
もちろん複数ユーザの作成も可能で、ユーザごとに権限の割り振りが可能です。
ユーザの追加が完了したあとに、DBMotoを起動すると、まずはログイン画面が。
ログインに成功すればmetadataが参照できるようになり、設定ができるようになります。
あとは普通に使用するだけですが、ユーザ設定で権限を割り振っていない機能は使用できません。
複数のユーザでDBMotoを管理する場合に重宝しそうな機能です!
関連したトピックス
- 複数ユーザ管理や統合管理に「リモート接続モード」:DBMoto
- ログの保存形式とファイルサイズの管理【リアルタイムレプリケーションツールDBMoto】
- HiT ODBC/DB2 v6.2とHiT OLEDB/DB2 v4.2のリリース
- DBMotoでのMicrosoft SQL Server 2017 on Linuxとの接続検証
- SQL Server for Linuxがすぐそこに! – WindowsデータベースがHA機能を追加
- 新規インストール手順【リアルタイムレプリケーションツールDBMoto】
- DBMoto6.Xでのバージョンアップ方法【リアルタイムレプリケーションツールDBMoto】
- Oracle Redo Log の Transaction ID取得に失敗する場合【リアルタイムレプリケーションツールDBMoto】