DBMotoでテキストデータと連携、CSVからのリフレッシュとファイルへのミラーリング


DBMotoは異種データベースのレプリケーションツールですが、テキストデータとの連携も行えます。連携の方式としては以下のようになっています。

  1. リフレッシュのソースとしてCSVのデータを使用
  2. ミラーリングのターゲットとしてファイルを使用

  • リフレッシュのソースとしてCSVのデータを使用
  • リフレッシュのソースにのみですがCSV等のテキストファイルを指定することが可能です。
    以下のような手順でデータソースとして追加できます。

    1. Microsoft Access Database EngineをDBMotoマシンにインストールします。
    2. http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?displaylang=en&id=13255

    3. 接続の追加ウィザードを起動し、CSV Filesを選択
    4. Driverに1.でインストールしたドライバが表示されるためそれを選択
    5. プロバイダと接続文字列

    6. Connecting Stringsのボタンをクリックし、Use Current Directoryのチェックを外します。
    7. ※デフォルトではDBMotoインストールフォルダが参照されます。

    8. Select Directoryから対象ファイルの存在するフォルダを指定します。
    9. また、Optionsからテキストデータの形式を設定することも可能です。
    10. テキスト設定

    11. 指定したディレクトリに存在するリフレッシュ対象のテキストファイルを選択します。
    12. 選択とサマリ

    これにより、追加したファイルをリフレッシュのソースとして利用可能です。
    ※文字コードはANSIまたはOEMである必要があります。
    ※対象ファイルはWindowsのパス上で参照可能である必要があります。
    リフレッシュ

  • ミラーリングのターゲットとしてファイルを使用
  • ミラーリングのターゲットとしてファイルを指定し、ソーステーブルの変更をファイルで残しておくことができます。

    1. 接続の追加ウィザードを起動し、Filesを選択
    2. dirpathに出力先のフォルダを指定、必要に応じて出力形式を指定
    3. Filesプロバイダと接続文字列

    4. ウィザードをそのまま進め、完了します。

    これにより、設定した接続先をミラーリングのターゲットとして使用できます。そのままですとテーブルが存在しないため、DBMotoのターゲットテーブル作成機能でターゲットを作成し、ミラーリングを設定します。
    ターゲットテーブルが設定されると、テーブルの構成情報を保存するschemainfo.xmlが作成され、リフレッシュが実行されると.refファイル、ミラーリングが実施されると.mirファイルが作成され、ミラーリングの内容をテキストデータで保存することができます。
    出力

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