DBMotoから各DBに接続する際には、一部を除いて.NET Driverを使用します。
ここではメジャーDBの.NET Driverについて説明いたします。
・DB2/AS400 ⇒ .NET Driver(Ritmo/i)を使用。DBMotoに含まれるのでインストール不要。
・DB2/UDB ⇒ .NET Driver(Ritmo/DB2)を使用。DBMotoに含まれるのでインストール不要。
・Oracle ⇒ .NET Driverを使用。別途Oracle社からOracle Clientをダウンロードし、.NET Driverをインストール必要。
・SQL Server ⇒ .NET Driverを使用。Microsoftの.NET Framework 2.0以上に含まれるので、事実上インストール不要。
(DBMoto自体が.NET Framework 2.0 SP2上で稼動するため)
・MySQL ⇒ .NET Driverを使用。別途Oracle社からMySQL Connector/NETをダウンロードし、インストール必要。
DBMotoでDB接続設定をする画面では、DBを選択することで自動的に.NET Driverが選択されるようになっています。
※DB2/400の場合
※Oracleの場合
なお、DBによっては.NET Driverの他にOLEDB、ODBCドライバをサポートしています。
しかし、開発元ではパフォーマンス面で.NET Driverを使用することを推奨しております。
デフォルトでは接続ドライバは.NET Driverしか選択できないようになっています。
もし.NET DriverではなくOLEDBやODBCを選択したい場合は、下記の手順で設定変更が必要です。
1. Management Centerのメニューバーから「Tools」→「Options」を選択します。
2. 「Use Only Default Providers」のチェックを外します。
3. DB接続設定画面で、.NET Driver以外のOLEDB・ODBCドライバが選択できるようになっています。
DB2の場合はIBM製.NET Driverも選択できるようになります。
また、Microsoft AccessやNetezzaについては、.NET Driverはなく、ODBCドライバのみのサポートとなります。
DB別対応接続ドライバの詳細については、下記サイトをご確認ください。
関連したトピックス
- Netezza (現IBM PureData System) DWH&分析アプライアンスをサポート追加【リアルタイムレプリケーションツールDBMoto】
- DB2 UDBへの接続ドライバー/プロバイダ選択【リアルタイムレプリケーションツールDBMoto】
- Oracle/MySQL .NET Data Provider接続【リアルタイムレプリケーションツールDBMoto】
- ODBC(オープン・データベース・コネクティビティ)
- HiT OLEDB Server/400ユーザ事例:Carrefour
- Microsoft SQL Server と HiT OLE DB プロバイダでリンク・サーバ作成
- メインフレームDB2への各種アクセス手法 [ DB2 Connectivityを活用して]
- HIT OLEDB/ODBC開発キットでAS/400のデータベースを利用してのASP構築
- [HiT ODBC/DB2]設定とDB2 UDBとSQL開発ツール(Accessなど)との連携
- リアルタイムDBレプリケーションツールの最新版DBMoto8完全日本語版をリリースしました。