DBMoto Ver9.0では、AS/400からの差分レプリケーション時にLog Reader APIが選択可能になりました。
Log Reader APIは、AS/400のAPIを利用してレプリケーションを実施する機能となっており、これによりLOB(BLOB、CLOB)型の差分レプリケーションの実施が可能です。設定もシンプルで上記画像のようにDBMotoのトランザクション設定で、Log Reader APIを選択するだけです。
下記が、Log Reader APIの主な特徴です。
<メリット>
・BLOB、CLOB型カラムの差分レプリケーションが可能
<対応DB>
・AS/400 V6R1以降
試しに、Log Reader APIを使用した差分レプリケーションを行っている間に、ソースであるAS/400のBLOB型のカラムにDBMoto画像バイナリデータを挿入してみました。
その後ターゲットであるOracle DB側に、DBMotoによる差分レプリケーションによって挿入したデータの同期が実施されていることが確認できます。
これによりOracle DB側からも同期されたバイナリデータから、DBMoto画像を閲覧することができます。
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