今回のブログでは、DBMotoのテーブル作成機能を使用して
Db2 Warehouse on Cloudに対してテーブルを作成する方法と注意点を紹介します。
DBMotoからテーブルを作成する場合、DBMotoはソーステーブルの定義を読み取り、
ターゲットテーブルに対して最適な形で作成を行います。
例えば、以下のようなテーブル定義のソーステーブルをターゲットテーブルに作成するとします。
EMPLOYEE_NUMBERは主キーと定義されており、またインデックスも付与されています。
実際にターゲットとなるDb2 Warehouse on Cloudへ発行されるクエリは下記となります。
赤枠内のクエリ内容からも確認できるように、インデックスの作成も実施しようとしています。
しかし、Db2 Warehouse on Cloudは列指向型データベースである仕様上、テーブルに対してインデックスを付与することはできません。
そのため、赤枠内のインデックス作成のクエリを削除し、テーブルを作成する必要があります。
上記画像のようにインデックス作成クエリを削除することで、Db2 Warehouse on Cloudに対してテーブルを作成することができます。
関連したトピックス
- Syniti Data Replication(旧DBMoto)でIBM Cloud上の DB2 Warehouse on Cloudへの接続
- IBM 【Webセミナー】3月 1日開催:分析したいデータが眠っていませんか? DBMotoデモ録画
- レプリケーション検証機能(Validate)によるトランザクション情報取得チェック
- Google Cloud SQL と オン・プレミス・データベース間でのデータ・レプリケーション【DBMoto】
- Google Cloud SQLへのレプリケーションを試してみました[DBMoto]
- Webセミナー録画 『GCP Cloud SQLへのデータ移行・連携はSyniti DRにお任せ!』2020/03/26 開催
- データベースはクラウド ファースト
- Database Performance Analyzer (旧Ignite)の情報からSQLチューニング実践:索引編
- DBMoto (Syniti DR):クラウドDBとの連携設定動画集
- クエリ実行とデータベースパフォーマンスの理解 ,そしてそれらがアプリケーションに与える影響 [DPA]