DBMoto ver9.5 新機能リスト PostgreSQLからの差分レプリケーション, JSONファイル/データ型へのレプリケーションなど


異種データベース間のレプリケーションツールDBMoto。新バージョン9.5ではPostgreSQLからの差分レプリケーションやJSONファイル形式へのレプリケーションが実施可能になるなどの、機能強化が行われています。この記事では追加された機能についてリスト形式でご紹介いたします。

  1. PostgreSQLからの差分レプリケーション
  2. JSONファイル/データ型へのレプリケーション
  3. ログサーバエージェントの対応拡張
  4. バルクミラーリング機能
  5. スキーマ更新情報の自動認識

・PostgreSQLからの差分レプリケーション

PostgreSQLからも変更データのみの差分レプリケーションが可能となりました。PostgreSQLのレプリケーションスロット機能を利用して差分を感知します。もちろんOracleやSQL Serverといった異種データベースへとレプリケーションすることも可能です。詳細はこちら

JSONファイル/データ型へのレプリケーション

任意のデータベースからJSON形式のファイルとしてレプリケーションすることや、JSONデータ型へのレプリケーションが実施できます。また、テーブルフィールドとJSONファイル間のマッピングのためのファイル構造を設定するために、DBMoto管理画面から選択したテーブルのJSONスクリプトを表示するダイアログも搭載されています。

・ログサーバエージェントの対応拡張

差分レプリケーション時に、ログサーバエージェント方式でレプリケーション可能なデータベースの種類が追加されました。v9.5で対応しているデータベースは、Oracle、 SQL Server、 AS/400、 IBM Infomix、MySQL、PostgreSQLです(差分レプリケーション方式についてはこちらの記事をご参照ください)。また差分レプリケーション方式を設定する専用ウィザードも追加されています。

・バルクミラーリング機能

変更データを一括で反映するバルクミラーリング機能が搭載されています。レプリケーション先データベースがOracle、SQL Server、MySQL、PostgeSQLのいずれかであれば使用することが可能です。この機能により多量の更新データをより高速に反映することができます。

・スキーマ更新情報の自動認識

レプリケーション対象テーブルに対するカラム変更などのスキーマ更新情報を検知する機能が追加されました。検知した場合、整合性保持のためレプリケーションを停止するといったことも可能です。対応DBはOracle、 SQL Server、 AS/400、MySQL、DB2 LUWです。

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