DBMotoにおいて、SQL Serverから差分データをレプリケーションする場合、
SQL Serverのディストリビューターを使用するか、トリガーを使用します。
SQL Server StandardやEnterpriseエディションの場合、ディストリビューター/トリガー双方ともサポートしておりますが、Webエディションや無償版のExpressエディションについてはディストリビューター自体がサポートされていないため、トリガー方式のみの対応となります。
あらかじめSQL Server側で用意しておく認証情報や設定については、こちらのブログをご確認ください。
トリガーの設定は、すべてDBMotoのコンソールより実施できます。
- DBMotoに登録したSQL Serverを右クリックし、トランザクションセットアップの有効化をクリック
- Triggersを選択
- 次に変更点を保持するログテーブルを、どのデータベースにどのような名前で作成するか指定します。
既に以前ログテーブルを作成している場合は、既存のマスターテーブルを選択より指定します。
ログテーブルが存在しない場合は、新規マスターテーブルを追加より新規作成可能です。 - 次へをクリックし、セットアップウィザードを終了します。
上記の設定によって、トリガーを使用した差分レプリケーションが開始できます。
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