Heroku Postgres と 異種DB間でのリアルタイム・レプリケーションを検証・確認[Syniti DR]


Heroku は簡単にアプリケーションの開発から実行、運用までのすべてをクラウドで完結できる PaaSです。このHeroku が使用しているデータベースである Heroku Postgres とオンプレミスの異種データベースとのデータの連携を簡単に行いたいという声をよく聞きます。

今回は実際にSyniti DR(Data Replication)による、Heroku Postgres を使用したレプリケーションを試してみました。

Syniti DRとは:
異種データベース間のレプリケーションを行えるソフトウェアSyniti DR。エージェントレスなアーキテクチャを採用しているので、データベースのプラットフォームに依存せず、例えばHeroku Postgresのデータベースであってもレプリケーションを実施することができます。
また、Syniti DR は、オンプレミス上にある、Oracle, SQL Server,DB2 (AS/400)といった異種データベースであってもレプリケーションを行うことが可能です。

 

こちらより、Heroku Postgres データベースを紐づける仮のアプリケーションを作成し、Heroku Postgres データベースの作成をします。

まずは、仮のアプリケーションを作成してみました。
Create new app をクリックし、新規のアプリケーションを作成します。
任意のアプリ名(herokupostgres-app)を入力し、Create app をクリックして仮のアプリケーションが完成です。

次にHeroku Postgres データベース作成してみました。
右上のタブより、Data をクリックします。
その後、Heroku Postgres を作成するため、Create one をクリックします。
次に、Install heroku Postgres をクリックします。
次に、Heroku Postgres と紐づけを行うアプリケーションを選択します。
今回は先ほど作成した、仮のアプリケーション(herokupostgres-app)を指定し、Submit Order Form をクリックすることで、Heroku Postgres データベースの作成が完了しました。


Heroku Postgres データベースの作成が完了したので、認証情報を確認します。
先ほど紐づけを行った、Heroku Postgres をクリックして、
Setting タブより、View Credentials… をクリックします。
データベースに接続が必要な認証情報(Host,Database,User,Port,Password) を確認します。

これにて、Heroku Postgres の認証情報の確認ができました。

後は、先ほど確認した認証情報を元にSyniti DRの画面で接続設定を行い、レプリケーションの設定を行うだけです。

このように、Syniti DRを使用することで、オンプレミスのあらゆるデータベースをHeroku Postgres に移行することや、Heroku Postgres のデータをオンプレミスのデータベースに移行することが可能です。
他にも、ほぼリアルタイムなレプリケーションにより、オンプレミスDBのデータを利用して、Heroku上でアプリケーション開発が可能です。
また、双方向の差分のレプリケーションも実施でき、ハイブリッドクラウドの運用が可能となっております。
Syniti DRの詳細に関しては、こちらよりお問い合わせください。

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