XMLファイルから天気予報のダッシュボードを作成④ ―ダッシュボード作成編―


第4回 パネルの配置とパラメータの設定

ダッシュボードは基本的にグラフ、レポートを選択して、位置を調整するだけで作成できいます。また、パラメータによる表示の切り替えやKPIアラートによる強調表示、画像とのマップ機能なども使用できます。
今回は作成したグラフレポートを使用して、ダッシュボードを作成し、パラメータによる表示切り替えの設定を行います。

実際にレポートを作成している動画です。

・パネルの配置
各パネルはボタンからグラフやチャートを選択すると、自動的にダッシュボード上に配置されます。その後、位置やサイズを調整することでダッシュボード自体は完成です。

・パラメータの設定
このままでは、レポートで使用している地域パラメータが変更できませんので設定用のパネルも配置していきます。
まず、パラメータ自体の設定です。この設定では各グラフやレポートで使用ているパラメータが同一のものかどうかを設定しています。今回はレポートのパラメータ一つのみであるため、図のように一つだけ設定していますが、ここに複数のパラメータを設定することで、そのパラメータは共有のものとして扱われます。

そして、このパラメータをリストもしくはドロップダウンメニューとして、ダッシュボードに配置します。
リストは左のように選択項目が一覧で表示されます。項目が少ない場合や項目を複数選択するような場合に適しています。
ドロップダウンメニューはクリックすると項目メニュー形式で表示されます。項目が多い場合やパラメータが多く複数設置しなければいけない場合に適しています。

天気予報ダッシュボード作成の連載としては、ここで一旦終了です。今回の連載はEspress Report ESの基本的な使い方をメインに行ってきましたが、次回の連載ではデータソースにDBを使用し、ドリルダウン機能やKPIアラート機能も紹介していきたいと考えています。

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