パフォーマンス・ダッシュボード(またはエグゼクティブ・ダッシュボード、KPIダッシュボード、BIダッシュボード)は基本的に企業内での特定の鍵となる基準のパフォーマンスをモニターするものです。それは自動車のダッシュボードと同じようにリアルタイムにユーザが行っている重要な基準の全体象を簡単に得ることができます。自動車に例えるとそれは実施できるものです。ガソリンが少なくなれば、ガソリン・ステーションを探す必要があります。スピードが早ければ、ドライバはそれを落します。温度ゲージ、タコメータ、ビデオ・スクリーン等すべて実施可能な情報を提供します。ダッシュボードが無ければ車の運転はできません。ビジネスではどうでしょうか?
パフォーマンス・ダッシュボードは個別の1台のデスクトップではなく、Webブラウザ経由で提供され、許可されたユーザがアクセスすることができます。通常は現状ビジネスに使用しているシステムのデータベースに接続します。それらはユーザのCRM/ERP/経理システム、バグ・トラック・ソフト、セールス/マーケティング・キャンペーン・システム、製造システム等です。ダッシュボードは、複数のシステムにログインする必要がなく、1か所でさまざまなソースからデータを取得することができます。データは、通常はよりアクセス・フォーマットに操作され、更に良いプレゼンテーション・フォーマットに変換されます。
パフォーマンス・ダッシュボードは経営者、ビジネス・分析者、マネージャー、ユーザに提供されます。その明らかな利点のいくつかは以下の通りです。
●ビジネスに対するより深い洞察:
パフォーマンス・ダッシュボードはユーザに鍵となる基準のパフォーマンスのリアルタイムな洞察力を提供し、ユーザはモバイル・デバイスからでもリアルタイムで、どこからでも深い洞察を得ることができます。それによりビジネスのすべての状態を監視でき、よりよい決定をすることができます。
●生産性の管理:
パフォーマンス・ダッシュボードは時間をセーブできます。複数のビジネス・システムにログインして、レポートを稼働させ、結果を解明して多大な時間を使う代わりに、正確なダッシュボードは各レポートから最新のキー結果を提供します。
●ゴールに対するパフォーマンスのチェック:
ファイナンシャル・パフォーマンス、プロジェクト・パフォーマンス、製造パフォーマンスなど管理者はゴールの設定と実際のパフォーマンスのチェック確認が必要になります。パフォーマンス・ダッシュボードはそれをすることができます。ユーザは目標が達成されているかどうかに加えて、されていない場合にはタイムリーなアクションを取ることができます。
●改善への意識:
パフォーマンス・ダッシュボードはユーザのパフォーマンスを計測することができます。それにより改善することができます。可視可は透明性につながります。経営者同様に従業員はパフォーマンス結果が可視化され、判断されていることを知っていれば、仕事を改善するためにあらゆる機会を利用するのに最適なインセンティブを持っています。
有益なダッシュボードを作成するための重要なタスクの1つは追跡するためにどの様な基準を選択するかです。有益なガイドラインは、会社や部門の中で最も重要なキーの指標で始めることでしょう。
例えばあなたが営業担当の役員であれば、最も重要な基準は売上になるでしょう。それから売上げに影響する重要な基準を考えるでしょう。それらは問合せ数、広告キャンペーンの効果、提案書数、営業人員数等になります。
ユーザはそれらの基準をチャートやレポートに取り込むことがで、次にそれらをダッシュボードで追跡し、結果を確認して、次に改善への行動に移ります。
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