Espressシリーズの後方互換について


Espressシリーズ(EspressChart, EpressReport, EspressDashBoard, EspressReport ES)で作成した、チャート(グラフ)やレポート、ダッシュボードなどを基本的にはバージョンアップ後もそのまま使用可能です。しかし、バージョンアップ後に同じテンプレートを開いた場合でも表示のされ方が異なる場合や、例外等が発生しチャートが生成されない場合があります。

例):Ver6.2では正常に表示できていたチャートが、Ver6.3ではデータソースの値より最大値/最小値の設定が大きい/小さい場合にはエラーが表示される。
最大値最小値

これはバージョンアップによる仕様変更の影響です。
通常、仕様変更は大多数のユーザにとってより良いものとして行われます。しかし、この影響により既存のチャートなどのデザインが例のように変わってしまうことがあります。
そのため、このようなデザインに影響のあるような仕様変更に関しては、過去のバージョンと同様の動作を行うためのパッチが展開されています。

パッチファイルはインストールディレクトリのlib\patch以下に仕様変更ごとにJARファイルで置かれています。これらのJARファイルの中から影響している仕様変更のものをクラスパスに追加することで、パッチを適用可能です。ただ一部仕様変更に関しては不具合修正を含んでいるものもあり、適用が推奨されていないものもありますのでお気を付けください。

各JARファイルの詳細につきましては、下記のドキュメントをご参照ください。
[EspressChart]後方互換用パッチについて.pdf

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