Teradataはその名の通りテラ・バイト(1兆バイト)級のデータを処理することを念頭に設計されたRDBで以下の特徴があります。
・複雑な非定型クエリーにも高速レスポンス
・データ量、ユーザー数を制限しないスケーラビリティ
・容易なシステム構築と運用管理
・柔軟な混合ワークロード処理
・基幹系システムに匹敵する高い可用性
・複数世代の共存が IT投資を保護
・豊富な稼動実績と評価
・優れたオープン性
オープン性に関してはODBC、JDBC、.NET Data Provider 等のネットワーク接続をサポートしており、弊社の製品ERESともJDBCドライバを使用して連携することが可能です。
これによりTeradataが持つ大容量ビッグデータをEspressReport ES(ERES)にてグラフ化・ダッシュボード化し、いつでもどこでもリアルタイムに情報共有が可能となります。
ERESとの連携手順
1. Teradata専用のJDBCドライバをダウンロードするため、Teradata Developer Exchangeのサイトへアクセスします。
2. 会員登録しログイン後、Downloadsからダウンロードページへ移動し、JDBC Driverをクリックしてダウンロードします。
3. ダウンロードしたファイルを展開すると「tdgssconfig.jar」「terajdbc4.jar」の2つのjarファイルがありますので、両方ともERESのjarファイルとして利用することになります。ERESのlibフォルダへ格納します。
4. ERESのデータソース画面(DBへの接続画面)では以下のように情報を入力します。
ドライバ一覧: Other
URL: jdbc:teradata://<IPアドレス>/
ドライバ: com.teradata.jdbc.TeraDriver
5. テスト接続を行い問題なければTeradataとの接続は完了です。
以下のようにTeradataのデータをグラフ化・レポート化し、ダッシュボードとして展開可能です。
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