リレーショナルデータベースに加えて、EspressReport(ERESも同様)ではデータおよびクエリをXMLファイルから取り込むことができます。ほとんどすべてのフォーマットのXMLデータを使用できますが、XMLデータと共にDTDファイルを指定する必要があります。XMLデータソースを設定するには、Data Source Manageの”XMLFiles”ノードを選択して’Add’をクリックします。ダイアログが表示されますので、新しいXMLソースのオプションを指定します。
XMLデータソースの設定ダイアログ
1番目のオプションではXMLデータソースの表示名を指定することができます。2番目のオプションではデータを取り込みたいXMLファイルの場所を指定することができます。またこのフィールドにXBRLファイルを指定することもできます。ここでファイルの場所に適切なURLを入力すると、HTTPサーバからXMLデータを取り込むデータソースを設定することもできます。3番目のオプションでは使用するXMLファイルのための有効なDTDファイルの場所を指定します。
‘Verify XML against DTD’チェックボックスをチェックすると、供給されたXMLファイル/ソースがDTDファイルで指定されたレイアウトに適合しているかどうかを確認することができます。クエリはDTDファイルの構造に基づいてデザインされるため、指定に適合していないXMLソースは予期しない結果をもたらす可能性があります。XMLがDTDに適合していない場合は警告が表示されますが、ソースの設定は続けて行うことができます。
‘Quadbase Format’チェックボックスをチェックすると、XMLファイルがEspressReportからエクスポートされた形式のXMLであるかどうかを確認することができます。例えばレポートのデータをXMLフォーマットでエクスポートした場合、このフォーマットを使用してデータを再読み込みすることができます。XMLへのエクスポートの詳細についてはセクション7.2を参照してください。このフォーマットのファイルを使用する場合はDTDを指定する必要はありません。
XMLファイルとDTDを設定すると新しいダイアログが開きますので、ここでXMLデータソース中のすべての選択可能なエレメントにデータタイプを指定します。
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