EspressDashboard/EspressReport ESは、従来のレポートに加えてインタラクティブなマップをサポートし、データの可視化/プレゼンテーション、そしてユーザエクスペリエンスをさらに向上させます。 地理的および空間的フォーマットでのデータの可視化は、分析や意思決定のサポートに非常に役立ちます。 地図を使った可視化を強化することで、多くの一般的で多様な質問に答えることができます。ユーザの販売範囲はどのようになっているのか? どこで最も多くの収益を得ているのか? 人口統計学的な分布は?私の政治キャンペーンは地理的にどうなっているのか? 企業の資本の分布は? ウェブサイトへの訪問者はどこから来るのか?などなどがあります。
EspressDashboard/EspressReport ES を使用することでレポート用のインタラクティブなマップを簡単に作成してダッシュボードに挿入することができます。 サポートされているマップは、Google マップと SVG マップの 2 種類です。
Google マップは高品質の画像と非常に広いズーム機能で地図上に正確な場所を表示するのに便利です。 ジオコーディングを使用して、地図上の建物/都市の位置を特定することができます。 Googleマップは、ツールチップとドリルダウンを組み込むことができます。 ツールチップとは、地図上のマーカーの上にマウスを置くと表示される小さなレポートやチャートのことです。 ユーザは選択した場所に関連する簡単な要約情報を表示するために使用することができます。 ドリルダウンは、ユーザがマップ マーカーをクリックすると、パラメータ化されたチャート、レポート、または他のマップへのリンクです。 通常は、選択した場所に関するより詳細な情報を表示するために使用されます。
もう一つサポートされているマップフォーマットは SVG です。 SVG マップはその名の通り、SVG 画像で地図を表示します。 EspressDashboardでは世界の大陸のSVG画像ファイルがいくつか準備されており、アプリケーションに合わせてカスタマイズすることができます。間取り図や座席図など、独自のSVG画像を使用することもできます。 地図ポイントにツールチップを表示する代わりに、SVG マップはエリアを使用します。興味のある領域に対して定義されたデータの範囲に基づいて、マップ上の領域をカラーコード化することができます。 チャート、レポート、または他のマップへのドリルダウンは、Google マップと同じ方法でサポートされています。
ドリルダウンのために、マップの種類を組み合わせることができます。例えばGoogle マップを別の Google マップや SVG マップにドリルダウンすることができ、その逆も可能です。
どちらのタイプのマップでもサポートされるデータ ソースは、レポート用のものと同じです。それらはJDBC 準拠のデータベース、テキスト ファイル、Java クラス、Excel スプレッドシート、WSDL および Salesforce SOAP サービス、XML ファイル、JDNI、および EBJ です。
マップのディプロイ手順
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