IBM Cloud Red Hat OpenShift
Red Hat OpenShiftを使用すると、ユーザーはボタンをクリックするだけで、高可用性で完全に管理されたクラスタをデプロイすることができます。そこで、このブログでは、ユーザーの視点から、私たちの取り扱い製品であるEspressChartをIBM Cloud上のRed Hat OpenShiftにデプロイする方法について説明します。
Dockerは、あらゆる環境に即座にデプロイできるイメージに、必要なすべての依存関係をあらかじめパッケージ化したアプリケーションのイメージを作成することを可能にします。Kubernetesは、自己回復と自動スケーリング機能を提供することで、大規模なクラスタにわたるこれらのDockerイメージのデプロイと管理を強力に支援します。
OpenShiftは、基礎となるKubernetesとインフラ管理タスクを抽象化するツールのレイヤーを提供し、開発者がKubernetesベースのインフラ上でアプリケーションを容易にデプロイおよび管理できるようにすることで、これらの技術に基づいて構築されています。
EspressChartは、EspressManagerをTomcatのサーブレットとしてデプロイすることで、リモートで実行することができます。
EspressChartのデプロイ方法
デプロイ手順のスクリーンショットは、Redhat OpenShiftの無償サンドボックスである「RedHat OpenShift Dedicated」のものを使用しています。なお、IBM Cloud RedHat OpenShiftでのデプロイ手順も同じです。ここでは、プロジェクトとクラスタが既に作成されているものとします。
1) Red Hat OpenShift上でプロジェクトを選択し、「Developer」モードに切り替えます。
2) 追加をクリックし、「Container images」を選択します。
3) Image registry(quay.io/sales0/ec70)から、既存のImageをデプロイします。
4) ECをhttpで実行するため、「詳細オプション」の「高度なルーティングオプションを表示する」をクリックします。
5) “Secure Route “オプションのチェックを外し、”Create “をクリックします。
6) ユーザのPodが動作していることを確認し、「Routes」のリンクからTomcatが動作しているかテストします。
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