通常、凡例には使用しているデータ系列が全て表示されます。しかしグラフ上は同一のデータとして扱いたい場合などには任意で非表示にすることが可能です。
下のようなグラフの”Fruit juice”と”Water”を非表示にします。
デザイナでの凡例内オブジェクト非表示設定
Format→Legendから凡例のプロパティを開きます。
Hideボタンをクリックします。Ctrl+クリックで非表示にしたいデータ系列を選択します。
APIでの凡例オブジェクト非表示設定
void setItemsHidden(int colIndex, boolean[] b)
凡例内のアイテムの表示/非表示を設定します。
パラメータ:
colIndex – 凡例に用いられているデータソースの列を指定します。
b – 凡例内のアイテムの表示/非表示を配列で指定します。
使用例:
データソースに合わせてデータ系列のcolIndexである1、”Fruit juice”と”Water”は前から3番目と4番目なので後ろ2つをtrueに設定しています。
chart.gethLabel.setItemsHidden( 1, new boolean[]{fales,false,true,true});
設定を行うと下のように”Fruit juice”と”Water”は表示されません。
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