近年は標的型攻撃による機密情報の流出や、ランサムウェアなどのサイバー攻撃の被害が増えております。多くの個人情報等の機密情報を扱う病院や自治体ではよりこれらの被害を対策する必要があります。特に自治体へは総務省から「自治体情報セキュリティ対策の見直しについて」が公表されています。
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei07_02000098.htm
これには「個人情報番号利用事務系」と「LGWAN接続系」、「インターネット接続系」のそれぞれを分離する「三層の対策」が推奨されています。従来の環境ではこの三つのネットワークが同じ環境に存在しており、インターネット経由でサイバー攻撃を受けるとすべての環境が影響を受けてし舞います。そのため、インターネット分離を行うことサイバー攻撃への対策とリスク軽減を行う必要があります。この構成を実現する方法として、VDIを利用する方法が挙げられます。インターネット接続系に存在する仮想ブラウザ上でブラウザを実行し、「LGWAN接続系」の端末へ表示結果を転送することが可能です。これによりネットワークを分離しつつ、LGWAN接続系の端末からインターネットが使用可能になります。
しかし、インターネット分離を行うためだけにVDIソリューションを導入するのは非常にコストがかかるため、なかなか導入まで至らないというケースがあります。そういった方におススメなのが「Accops」の「HySecure」です。「Accops」は複数の製品を組み合わせによるVDIソリューションであり、特定の製品のみ使用することも可能です。「HySecure」は製品の一つであり、仮想デスクトップや仮想アプリケーションの安全なアクセスを可能にするセキュアアクセスゲートウェイです。
「HySecure」のみでインターネット分離を実現することが可能であり、また最小ライセンスで使用可能なため、コストを抑えることも可能です。
HySecureについてはこちらのブログもご参照ください。
より詳細な機能についてはこちらからお問合せください。
関連トピックス
- 安全なアクセスを可能とするゼロトラストソリューション【Accops HySecure】
- 閉じたネットワーク環境でも! ZertoでAWSレプリケーション
- プライベートネットワークでのEC2リストアやS3アーカイブ機能の利用方法[Veeam Backup & Replication]
- Windows Server 2012サポート終了間近!VDIから最小限の機能を備えたHySecureへ乗り換えでコスト安を【Accops】
- AWS PrivateLinkやAzureプライベートエンドポイントを介したS3やBlobへのVeeamバックアップデータの転送
- Veeam Backup & Replication Ver5.0.2がリリースされました【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- VMware KB:「VDDK5.1でのバックアップ/リスト問題」に関するVeeam社の正式見解
- N2WS Cloud Protection Manager Webセミナのプレゼンテーションと録画 | AWSでもデータ保護・DR対策は必須! 手間なく、らくらく管理・復旧、コンプライアンス準拠
- Veeamが新コンセプト「SureBackup」を発表【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】
- プロバイダのストレージを簡単に利用:Veeam Cloud Connect【Veeam B&R Ver8新機能予告⑥ 】