CloudBerry(MSP360) Backup 6.3がリリースされ、一連の新機能と改善が追加されました。それらを紹介します。
エラー処理
バックアップと復元計画を実行すると、ユーザーは計画の実行中に何が起こったかを常に認識できます。 エラーが発生した場合は、何が起こったかの説明と、エラーを修正するための手順が表示されます。
Windows Server Core EditionでのVMバックアップのサポート
Hyper-V Windows Server Core Editionユーザー用の機能が可能になりました。 新しいCLIコマンドでユーザはWindows Server Core Editionオペレーティングシステムがインストールされているマシンでバックアップおよび復元計画を作成、編集、管理するために必要なすべての機能を使用可能です。
ブータブルUSBの改善:IP構成機能
USBドライブからの起動時に、必要なネットワーク・パラメータを直接設定できます。
AWS EC2およびMicrosoft Azureでのクラウド・マシンのUEFIブートのサポート
CloudBerry(MSP360) Backup 6.3は、Amazon Web ServicesやMicrosoft Azure Generation 2 VMなどの主要なストレージ・プロバイダーのUEFIブートをサポートしています。 Microsoft Azure Generation 2 VMは完全にサポートされ、AWS UEFIブート実行にはいくつかの制限があります。
GPTからMBRディスクへの変換
この新機能は、GPTディスクをMBRに変換するためのツールです。これは、復元先がBIOSブートのみをサポートするようなケースで役立ちます。
(注)
UEFI(Unified Extensible Firmware Interface):BIOSに替わるオペレーティングシステム(OS)とプラットフォームファームウェアとの間のソフトウェアインタフェースを定義する新規仕様
GPT:グローバル一意識別子パーティションテーブルの略語であり、UEFIに関連した新しいパーティション・スタイル
MBR:マスターブートレコードの略語であり、古くて一般的に使用されているパーティション・スタイル
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